「OLYMPIA JOE WEIDER'S WEEKEND 2008(2008年ミスター・オリンピア)」は、ボディビルの歴史において「美とプロポーションがマス(筋量)に勝利した大会」として語り継がれています。
絶対王者ジェイ・カトラーをデクスター・ジャクソンが歴史的アップセットで破った伝説的な大会です。規格外のバルク(筋量)よりも、究極の「美しさ」と「仕上がり」が評価された転換点となりました。
絶対王者の敗北: 2006年・2007年の王者ジェイ・カトラーは、この年コンディション調整に苦しみ、本来の圧倒的なカットや密度を出し切ることができませんでした。
デクスター・ジャクソンの戴冠: 「ブレイド(刃物)」の異名を持つデクスター・ジャクソンは、圧倒的な筋量で勝るカトラーに対し、完璧なまでのシンメトリー(左右対称性)と極限まで絞り込まれたコンディションを見せつけ、自身初のオリンピアタイトルを獲得しました。
フィル・ヒースの台頭: 当時新人(ルーキー)だったフィル・ヒースが初出場で3位に入り、後の絶対王者としてのキャリアをスタートさせた記念すべき大会でもあります。
公式結果(トップ5)
1. デクスター・ジャクソン(Dexter Jackson)- アメリカ
2. ジェイ・カトラー(Jay Cutler)- アメリカ
3. フィル・ヒース(Phil Heath)- アメリカ
4. デニス・ウォルフ(Dennis Wolf)- ドイツ
5. トニー・フリーマン(Toney Freeman)- アメリカ

