世界を震撼させた超ヘビートレーニング!!
2005年、一人の男のトレーニング映像が、インターネットを通じて世界を席巻した。主に出回っていたのは220kgのバックプレスを6回ほど行う姿。
にわかには信じられないその映像に対して、「あれはフェイクだ」という意見が主流を占めた時期もあったが、この映像の人物を古くから知る者達の証言は一様に、「かれなら普通のことでしょう。しかも、間違いなくナチュラル(薬物を使っていない)だからね」といったものだった。
小川典秀。92年アジア・ボディビル選手権ジュニアの部の80kg以上級を制し、コンテストビルダーとしての将来を嘱望されながらも、94年のJBBF関西選手権以降、2007年現在まで、再びその姿をステージに現わすことのなかったかれだが、その間に黙々とトレーニングを積むことでつくりあげてきた、とてつもなく強く大きな筋肉は、我々の多くが安易に決めがちである人間の能力の上限値というものが、個人個人の思い込みの産物でしかないことを教えてくれる。

